8/6に、畑賀の道路復活!!
【8月6日に、畑賀の道路 通行可能になります!】【写真は7/31のものです】
私の実家のある、広島市安芸区畑賀も
少しずつ、道路が直ってきています。
先程、RCCラジオ おはようラジオ
で、『8月6日に畑賀の道路も再開予定』と言っておられたので、調べると、確かに広島市のページで開通予定の文字が!!
僕の勘違いでなければ、
畑賀からゴルフ場を抜け、瀬野のみどり坂に抜ける道も
8月下旬には復活とのこと!!
やった!!嬉しいよー!!
畑賀の皆さん、府中に通り抜ける皆さん
もう少し頑張りましょう!!
7月31日に、実家に用事がある際に、
はじめて崩落現場を歩いてみました。
1か月前に、あれだけひどい状態だった道路や川を、ここまで直してくれた皆様に感謝。
ただ、それとともに、
メイン道路ではない道路や、川岸は、
まだまだ危険な状態も、、、。
とはいえ、
少しずつ
少しずつですが、
畑賀も元気になっていっています。
暑い日が続きますが、我々も頑張りましょうー!!
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瀬野駅〜 安芸中野駅 復活。7月31日速報
復活!!瀬野駅!!
復活!!中野東駅!!
復活!!安芸中野駅!!
ヒャッホー!!!
ヒャッホー!!!
(情報 JR西日本ホームページよりhttps://www.westjr.co.jp/press/article/2018/07/page_12807.html)
八本松まではまだだけど、
とりあえず嬉しい!!嬉しい!!
そして!!
その他、残された山陽本線や
呉線も、復旧メドが、少し早くなった様子!!
少しずつ、少しずつ、ですが、
元気になっていく広島!!
大変なこともあるけど頑張りましょう!!!
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被災してない人、笑ってもいいんですよ?
※7月11日にFacebookで投稿した記事ですが、
内容に共感して下さる方が多いので、
ブログにも転記しておきます。
【笑ってもいいんですよ?】【反省】【明るい話題を探します】
★大雨からの数日、なるべく冷静でいようとしたけど、
自分でも明らかにイライラしていました。
大切な人が、救助対象になった。
育った町がモロに被災したのに、今の仕事がある、家族もいる。
現地で頑張ってくれている同級生達がいる中、
何も出来ない。もどかしい。
SNSでなるべく情報発信はしてみたけど、モヤモヤは消えない。
多分、ハタから見たら、悲壮感たっぷりの顔ばかりしてたんだと思います。
★イライラしながら、クルマを運転していたら、
『あのー、別に、今被災地に居ない方、
笑ってもいいんですよ?』
と、ラジオから声が流れてきて、ハッとさせられました。
『今、被災地で大変な想いをしてる人がいるけど、
別に普段通りの生活出来る人は、
普段通りの生活していいんですよ?』
と、 しーちゃん(RCCラジオ おひるーなのMC)に言われ。
あーーーーーーーーーーーーーー
そうか、、、、、、、、、、、、。
と、1人で納得。「しーちゃん」こと、おだしずえさんは、
呉市在住の方。呉から広島市にあるRCC中国放送まで、フェリーで通っている、
被災者も被災者である。
そんな方に、こう声を掛けてもらえて、とてもラクになったわけです。
★そして、大好きなラジオ番組、ごぜん様さまの中では
『待つこともボランティアである』
(自分がもどかしくて暴走する行動は、
善意の押し売りである。迷惑行為である)
という、名言を聞き
あーーーーーーーーーーーーーー
そうか、、、、、、、、、、、、。
と再び納得する。天才横山さんのお便りチョイスは流石である。
★ここ数日、焦る気持ちばかりで、
最後の方には、災害のニュースを見過ぎで、
被災していない自分が、気分が悪くなる始末。
我ながらアホである(笑)
家族にもかなり迷惑をかけてしまった。
アホである(笑)
★今後、被災地に入る時には
『いつもの表情』で入りたいと思います。
悲壮感たっぷりの、昨日までの顔で、被災地に入っても
きっと、現地の人のテンションを下げてしまうだけだと思うからです。
『あんたに来てもらえて良かったよ』と言われるようにせねば。
そのためには、まず自分がいつものように笑えるようにならねば。
★今後の情報発信は、被災者のためにも、自分のためにも
『ここが復旧したよ!』
『こんな良いことがあったよ!』
って話題を集めて、お知らせしていこうと思います。
ネガティヴな情報は、他の発信者の方にお任せしようと思います(笑)
★本日の明るいニュースはコレ!!!
国道31号線、水尻の通行止めが解消されました!!!
小屋浦や、呉に行きやすくなりますよー!!!
熊野の渋滞も減りますよー!!!
皆さんも、昨日までの私のようにならないように、
時々笑いながら、復興に向けて歩いていってもらえたら
と思います。
手始めに、娘からの『めせえじ』を貼り付けておきます。
さぁ、和んで笑顔になって下さい(笑)
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国道31号線の渋滞箇所【海田 発~小屋浦 着】7月23日現在
週に2回程度、
東広島市豊栄町から、海田まで出て、
海田から安芸郡坂町小屋浦に
復旧活動に向かっていますが、
避けて通れないのが、
国道31号線の道路渋滞。
・平日と土日、どちらが混んでいるのか?
・どこが特に混むのか?何故混むのか?
・少しでも早く到着するルートは?
について、実際に道路を数回通ってみた実績としてご紹介します。
この記事は、平成30年7月23日までの情報をもとに書いています。
その後、状況の変化があるかもしれませんので、その点ご了承下さい。
また、被災地 小屋浦の状況を、
一人でも多くの方に知ってもらいたいと思っています。
お時間ある方は、こちらもぜひご覧ください
・平日と土日、どちらが混んでいるのか?
7月23日現在、明らかに平日の方が渋滞しています。
平日で、呉方面に出勤する方が多いのが原因だと思われます。
(JRも使えない、有料道も使えない・・・と悪条件)
平日、6時半に海田を出たのに対して、到着がなんと9時ぐらい。
約2時間半かかったわけです。下に記載していますが、
渋滞箇所、坂のフジグランあたりから、トロトロトロトロ・・・・でした。
対して、土日は、坂駅前で多少渋滞するもの、
40~50分で海田から小屋浦に到着できます。
呉方面に向かう方は、なるべくライドシェアしていただいたり、
本数は少ないですがバスを利用してもらうなどして、
渋滞の緩和にご協力お願いします!!!
私自身もなるべく心がけております。
・どこが特に混むのか?何故混むのか?
安芸郡海田町から国道31号線で、小屋浦まで向かってみて、
必ず渋滞(悪くても停滞)する箇所があります。主な点は以下の通りです。
①東部流通団地入口
通称、『坂のフジの前のT字路』です。
海田から矢野までは、スムーズに来ていて、
『よし、これなら小屋浦まで余裕で着くぞ』
と思っていても、最初の関門がココです。
県道276号線という、海田のエディオンの前を抜け、
海田大橋を並走した後、
先ほどの坂のフジグランのT字路(東部流通団地入口)
に合流する道を地元の方はよく利用されています。
川手自身も被災前には
海田から小屋浦にいくときには、よく使っていた道ですが、
この276号線と、
31号線が合流する箇所で、
今は渋滞が起きています。
②広島呉道(クレアライン)
坂北インターチェンジ出口付近
先ほどの坂のフジグランあたりから、トロトロ運転になった場合は、
恐らく小屋浦までずっとその調子です。
今から紹介する箇所がいちばんひどい渋滞の原因です。
ご存知の通り、クレアラインが、水尻エリアの大崩落で、通行止め。
広島市内からクレアラインを通った場合、現在の終点はこの坂北となります。
ですから、ただでさえ海田方面から渋滞しているクルマに、
広島市内からのクルマが31号線に合流するわけです。
さらに、このクルマの中に、
『災害関係車両』(警察、消防、自衛隊など)が多くいます。
この関係車両は、7時前後から移動が激しくなるようですので、
5時代、6時台なら、まだ影響が少ないと思われます。
(以下の写真にも、有料道出口に警察関係の大型車両が写っています)
この坂北インターの信号には、だいたい警察の方が立って、
信号の変わり目には誘導をしてくれていますが、
やはりとんでもない数のクルマが流れ込むので渋滞がひどくなるわけです。
オマケに、この坂北インターを過ぎたら、
2車線ある31号線が、水尻の手前で1車線に減ります。
車線変更時にまた渋滞が起こる、という状況です。
③水尻 臨時工事で復旧した道路の箇所
わずか1週間で、水尻の斜面の大崩落から復活した国道31号線。
全国ニュースでもとりあげられた、
『ベイサイドビーチ坂』の駐車場にアスファルトを引き直し、
駐車場を通行する状態のエリアですが、
道路にガタガタなどはなく。走行そのものは快適にできるのですが、
まず、本来の31号線から駐車場ルートに入る際に
道がカーブしています。
そのカーブで、多くのクルマが減速せざるをえないので、
時速がどうしても20km前後になります。
その後も、駐車場の中を通る、という普段とは違う道路だったり、
すぐ横を重機が作業していたりするため、
『気分的に加速しづらい』状況が、臨時道路出口まで続きます。
渋滞、というほどではないですが、
時速20~40km程度の停滞は仕方ないようです。
④小屋浦駅過ぎたあたりの信号(小屋浦橋北詰)
川手の目的地は小屋浦ですので、呉市天応以降の渋滞状況はお知らせできませんが、
海田や矢野から続いた渋滞の とりあえずの先頭はこの小屋浦橋北詰だそうです。
小屋浦橋北詰、という信号で、
地元の被災者や、土砂を積み込んだダンプカーなどの
災害関係車両が、右左折をします。
そのため、どうしても右折待ち、左折の際の安全確認などで、渋滞するようです。
水尻から小屋浦まで、1車線ですので、この右左折渋滞を回避する方法もなさそうです。
以上が、主な渋滞箇所です。
・少しでも早く到着するルートは?
先にゴメンナサイ。
劇的に近道になるルートは、存在しません。
でも、実際通ってみて、ここはこうした方が早かった、という
注意を2点ほど紹介します。
①海田から小屋浦に向かう場合、31号線と276号線どちらを使うか
悩む方もおられると思います。(以下参照)
被災から数回、両方の道を通ってみましたが、
31号線を通るほうが、早い気がします。
(画像の青いルート)
時間帯にもよると思いますが、
平日朝6時台の場合、
276号線から31号線に合流する際、
フジグラン坂の前の信号が変わっても、
前方渋滞の為、なかなか31号線に入れないのです。
②それと、坂北インターを過ぎたら、
その後、車線が減り、1車線になります。
この際、右の車線がなくなり、
左の車線による事になります。
タイミングのいいところで左にうつるのをお忘れなく。
そしてゴメンナサイ、
川手自身は、被災後に広島呉道路を一度も使っていないので、
広島市内から有料道を使い、
坂北インターを使うべきかどうか、については
自分で実際に走っていないので
ここでは紹介しないことにします。
また、もう少し探せば、
矢野、坂にも、生活道路を使った抜け道があるかもしれませんが、
被災状況によっては、
地図には存在するけれど、通れない道。
対向車とすれ違えるのか、粉塵をまきちらさないか、など、
地元の方に迷惑がかかってしまう道
が多くあると思うので、それについてもご紹介しません。
それぞれ、マナーを守って、自己責任でお願いいたします。
結論
以上の情報をまとめた結論
なるべく早く海田から小屋浦に行きたい方は
土日の早朝6時台に海田を出発すれば、
1時間程度で小屋浦につける。
平日に海田から小屋浦に向かう際は
2時間以上かかることを覚悟し、
水分の用意やトイレを済ませるなど対策する。
とりあえず、31号線の道路情報は以上です。
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OKファーム 川手晋治
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【少しずつ、ではあるけれど】7月19日 小屋浦3丁目支援活動3日目
少しずつ、町内の風景が変わってきました。
西日本豪雨からもうすぐ2週間の、
広島県安芸郡坂町小屋浦地区。
初めてこのブログを見る方は、
ぜひまず初日の記事をご覧ください
川手がお手伝いに行っているKさん宅の前に
まずは小屋浦町内の7月19日の写真を紹介します。
小屋浦3丁目の様子
重機を見たら羨ましく思う自分
小屋浦3丁目の、狭い道路にも1~2トンショベルカーが入り、
ダンプトラックで土砂を運んでくれています。
被災当初は、トラックが入るどころではなかった道路。
本当に復旧作業される皆さんに感謝です。
こちらは小屋浦3丁目の、踏切に近い方のエリア。
Kさん宅に向かう川手。
重機が入っていないエリアの人間が、
重機の作業ずみのエリアを歩くと、
『早くうちにも重機こんかなぁ・・・』
と、自分勝手な願望を抱いてしまう。
川手も、地域の方も、
自分だけでなく 皆が、大変な状況なのは、分かっている。
数日待てば、重機は自分のエリアにも必ずやってくるのも分かっている。
ただ、その数日の違いが羨ましく思える。
町内の人で『ウチのほうには重機まだ来んのか・・・』と言ったり、
『坂町の中でも〇〇エリアにはボランティアが多いらしいのに
小屋浦のボランティアが少ないのは何故だ?配分を見直してほしい。』
と言っている人とも、何人かお話しする機会があった。
被災からもうすぐ2週間。
少しずつ、焦りのような気持ちを覚えたり、イライラしたり、
どうしても他地域と自分の地域を比べてしまうことが多くなっているような気がする。
やったぞ!!!クレーン車バンザイ!!!
こちらは、小屋浦小学校前。
天地橋という橋が崩落した所に、
クルマが頭から突っ込んでいました。
そのクルマを大きなクレーンで引き上げていました。
通常ならすんなり持ち上げられる大きさのクルマですが、
あまりにもアタマを地面に突っ込んでいる角度のため、
慎重に、慎重に持ち上げているとのことでした。
(↓下の写真は、7月14日の写真です)
帰宅時に呉線側から小屋浦小学校を見ると、
クルマもクレーンも居なくなっていました。
無事、撤去できたということでしょう。
公園という名のゴミ置き場 その後
こちらは、先日紹介した小屋浦3丁目の中にある公園。
ショベルカーの先端が、モノをつまめる『油圧グラップル』というものを使い、
ゴミ収集車に被災ゴミを積んでいました。
線路沿いも少しずつ復旧してます!!
呉線を沿うように通っている
小屋浦3丁目の道路。
初日はこのあたりもベチャ土砂が残っていたのだが、
強い日差しと、重機の活躍もあり
だいぶ通れるようになってきた。
被災初日から、ずっと移動していない軽自動車。
壁際にある歩道にのりあげているわけだが、
見て頂きたいのは、
クルマの『下』の土。
拡大しないと分かりにくいが、
歩道よりも土砂の方の高さが高いため、
タイヤが完全に浮いている。
被災して何度も足を運んでいる小屋浦だが、
歩くたびに水のチカラ、土砂のチカラ、流木のチカラを思い知らされる。
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7月19日 本日の川手の作業内容
町内の写真は以上になりまして、
ここからは川手とご縁のあるKさん宅の様子。
この日は平日ということもあり、
小屋浦に行けたのは、川手とKさんの2人。
Kさんのご年齢は、70歳を超えておられるので、
この日(7月19日)は重いものなどはあまり運べない。
少しずつではあるけれど、家の中の片づけをすることに。
前回の記事の通り、とりあえず断水が解除になったので、
トイレやお風呂、廊下の復旧にあたることにする。
お風呂をキレイにする
Kさんが、まず細長いプラスチック製のヒモのようなものを排水口に突っ込み、
詰まっている泥を少しずつ除去する。(写真撮り忘れ・・・)
やはり水が出るということはありがたい。
トイレをキレイにする
トイレは被災からほぼ手付かず。
少し床をキレイにしたものの、便器には泥だらけ。
壁を見ると、トイレの手洗い蛇口以上に浸水したのが改めてわかる。
写真を撮り忘れたが、便座を外したり、水槽を開ける。
外したものをお風呂場に持っていき、Kさんが洗う。
を繰り返した。
廊下をキレイにする
被災してから1階部分は当然 全て土足。
お風呂や、トイレが少しずつキレイになってきているが、
このままでは長靴の裏についている泥で、
また掃除した場所が汚れてしまう。
なので、風呂のシャワーの水を流し、
少しずつ『キレイな場所』を増やしていく。
帰宅時には、とりあえず『床板』がきれいにみえるようになった。
残念ながら、カビ?のようなものがあり、床板も、壁も白くなっている。
居間に残った泥をキレイにする
同様に、居間の床も泥だらけである。
タタミはほぼ外に運び出した。(写真左、ピアノの下にしいてあるタタミはそのまま)
この居間の泥が、トイレやお風呂まで長靴を通して広がってしまうので、
デッキブラシと、角スコップを使って泥を撤去する。
後で紹介するが、土のう袋には、穴あきバケツと、
台車があるとはかどるということがよくわかった!!!
台所はまた後日!!
残念ながら、キッチンはほぼ手付かず。
再利用したい食器もあるとのことで、
Kさんの奥さんがいないと作業が進められないという側面もある。
そして、棚、冷蔵庫が変に倒れて、ケガをしたら大変、
また、割れた食器やビンなどでケガをしたら大変。
ということで、キッチンはまた後日です。
がんばれバケツ…お前がナンバーワンだ!!
以前Facebookで紹介した、土のう作り用の『穴あきバケツ』が相変わらず大活躍。
更にその進化系で、『穴あきバケツ』を、手押しの台車の上に置いておくと、
スムーズに屋内の土のう袋を窓から外に出せることが判明。
今後も活躍してくれたまえ、バケツ!!!
コンセントはオモテだけ直してもダメだった!!!
それと、この写真の左上に見えるコンセントの差込口。
川手がお手伝いに来ていない日に、
電気屋さんが浸水した差込口のオモテ部分を取り替えてくれたらしい。
が、残念ながら、
オモテはきれいになっても、浸水の影響か。
中の配線のどこかが壊れているようで、
通電するとブレーカーが落ちてしまうとのこと。
なので、1階でコンセントを使いたいときは
とりあえず延長コードを2階からつなぐことになった。
7月19日 帰り道の写真
帰り道。Kさん宅を山側から見る。
家の中は少しずつ、少しずつ片付いてきているが、
家の前の道路は、ハッキリ言って被災初日と状況は変わっていない。
すこしだけベチャ土砂が乾き、歩きやすくなっているが、
土砂崩れ現場から山水がいまだに流れているため、
まだまだ水が乾いてくれない。
こちらはKさん宅を呉線側から見た写真。
各家庭が浸水した家具やゴミを、仕方ないので道路の土砂の上に出している。
誰かを批判するつもりはない。本当に他意はない。
が、あえてもう一度言わせてもらうと、
重機が来ない限り、この地域の復旧はまったく進まない。
重機がこちらの道路にくるまで、順番を待つほかない。
余談になるが、
小屋浦地区でも100年以上前にやはり大水害があったそうである。
その水害の時は、いったいどうやって、
そしてどれくらいの時間をかけて、
町を復興させたのか?
ふと考えながら帰路についた。
少しずつ、少しずつ。
1回ずつ。1袋ずつ。1台ずつ。1軒ずつ。
いっぺんにはすすまない。
でも、少しずつではあるけれど、確実に町はよくなっていっている。
川手が写真を撮り続けるのは、この少しずつを残しておきたいから。
被災地で写真を撮ることに賛否両論あるのは知っていますが、
この少しずつの積み重ねが いつか、地元の方の自信になると思うのです。
次回、この場所に来るときは、重機が来てくれていますように・・・・。
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7月28日神園さやかチャリティーコンサート のご案内
【それぞれの支援方法】
【7月28日神園さやかチャリティーコンサート】
★以前も少し話をしましたが、川手の同級生で、
『神園さやか』という歌手がおります。
安芸郡府中町出身です。
誰ソレ?って方は、
とりあえずYouTubeみて下さい(笑)
https://youtu.be/h2NnURYyFuQ
もともと、
7/28に、自分の誕生日コンサートを広島でやる!!
ということだったそうなのですが、
今回の豪雨の影響も考慮し
『チャリティーコンサート』に名前をかえて
行われるそうです。売上の一部を寄付されるのも決定とのこと。
現地でボランティアも支援ですが、
コレもまた立派な支援だと私は思います。
★同級生である神園は、今は関東在住ということもあり、
広島の様子があんまり分かっていなかったということもあり、
川手から広島の被害状況や、
道路や電車の復旧具合をメッセなどで伝えたりしていたのですが、
その中で
『7月末のコンサートを中止すべきかどうか悩んでいる』
と言っていたので、
『やっても、中止しても、文句言う人は絶対おるので、
やりたいならやって下さい。
で、お客さんから義援金なり、元気なりもらって、
被災地に届けて、現地を励ましてあげて下さい。』
と、無責任ながら川手がアドバイスしてしまいました。
ということで、皆さん、応援よろしくお願いします(笑)
多分、彼女のことだから、
『コンサート行けて良かったわー!!』
『明日からまた頑張ろう』
と言ってもらえるように、
体調管理から、ボイストレーニングから、選曲から、
準備万端で広島に来てくれると思います。
★ボランティアでちょっとお疲れの方。
ボランティアに行きたいけど、直接行けない方。
ちょっとだけ、被災した事を忘れたい方。
こんな時だからこそ、元気を出したい方。
7/28の夜、ぜひ広島出身の神園さやかの歌を聴きに行ってみて下さい。
芸能界の方々は、こういった災害時に、
すごくアクションを取りづらいと思うんですが、
『歌』という支援物資を届ける事が出来る
『歌手』を本当に素晴らしい と、私は思っています。
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神園本人からのチャリティーに対する想いはこちら
https://ameblo.jp/sayaka-kamizono/entry-12392143303.html
コンサート情報はこちら
http://www.kamizonosayaka.jp/
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OKファーム 川手晋治
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本業は、東広島市豊栄町で、農家をやっています。
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【想い出たちにサヨウナラ】 7月15日 小屋浦3丁目支援活動2日目
【7月15日小屋浦3丁目 支援活動2日目】
7月14日に続き、西日本豪雨で被災された、
広島県安芸郡坂町小屋浦のKさん宅へ、 復旧作業の手伝いに行ってきました。
前日の様子はこちらをご覧ください
http://ok-farm.hateblo.jp/entry/koyaura1
↑7月15日の小屋浦3丁目の写真
重機早くきてくれー!!!と願ってみても、まだまだ来そうにない、、、。
★冒頭のタイトルの通り、 川手が被災後に小屋浦に入るのは2日目ですが、Kさんご一家は この時点で既に5日目くらいの作業になります。
朝7時ごろに現地でご挨拶をKさん一家と交わしますが、 明らかに疲労が感じられました。 前日に1日作業しただけの川手も、グッタリして、 グッスリ寝てしまったくらい。被災されたご本人や、 ご家族はもっと疲れやすいのは間違いないでしょう。
★7月15日の作業も、前日と同じく、 Kさん宅の前の土砂がたまった道を少し歩きやすくすること、 それと、家の中のものを捨てるのか、 取っておくのかを選別する作業が主となりました。
この同日、小屋浦3丁目の被災者同士で、
トラブルが起こりそうになった出来事を別記事で載せています。
こちらもよければ、 現場のナマの様子を確かめてもらえたらと思います。
http://ok-farm.hateblo.jp/entry/koyaura2
★Kさん宅の1階は、床上1. 5メートルくらいまで浸水しました。
本棚も倒れ、ピアノも倒れ、 (ピアノは、 その下にあったタタミが浮いてピアノがズレ込んで倒れたような状態でした)
天井付近に『壁からかけてあったもの』以外は、 ほとんど浸水したような状態でした。
★Kさんは、読書家。司馬遼太郎や、海音寺潮五郎をはじめ、 本棚いっぱいに小説が並べてありました。川手が高校生、 大学生の時には、この本棚からKさんオススメの、 司馬遼太郎の歴史小説をよく借りたものです。
が、その本棚も、全体の80パーセント近くが水没。
Kさんも、本当は取っておきたいという想いがあるようでしたが、
本の量が膨大なので、『その気になれば買える』 という判断のもと、
水没した本は捨てる事に決定。
川手と、Kさんのご家族で、
本棚から小説を抜き取ろうとしましたが、、、、なんと、、、。
本が、本棚から抜けません。
浸水したため、本の厚さが分厚くなり、 お互いを押し合うような形になり、
少し強めにチカラを入れてもビクともしません。
仕方なく、トンカチや釘抜き(バール)を駆使して、
数冊の本を叩きながらキッカケを作り、本を抜き取ります。
また、どうしてもギチギチで本が抜けない列は、
トンカチで本棚そのものを叩いて壊しながら、本を回収しました。
また、水を吸った本は とても重く、汚れた水が少し乾いてイヤな臭いがしていました。 ビニール袋や、 土のう袋に入れて捨てるモノ置き場において行きました。
★本棚そのものにも想い出がある
このブログを書く前に、Facebookで、 Kさん宅の浸水の様子を投稿すると、
川手と同じように 学生時代にKさんから本を借りて読んでいた人が
『Kさん宅の本棚がグチャグチャになっている、、、ショックだ、 、、。』
とコメントされていました。
川手や、同じようにKさん宅に出入りしていただけの人間でも、
本棚や家具に思い入れがあります。
Kさんも『何とかこの本棚を生かす方法はないかのう?』
と言いながら本棚を眺めておられましたが、
ご家族の方から『 諦めよう。気に入ってるのは分かるけど、水を吸った本棚は、 今後腐ったり、不衛生だったりと、再利用は難しいよ』 と声をかけられていました。
川手自身は、本棚にこだわった事はないのですが、
やはり読書家の方や、一軒家を、お持ちの方の家具というのは、
その中身である本と同じくらい、思い入れがあるのだなぁと、
当たり前の事を改めて感じました。
Kさんに了承を頂き、
川手自身でその想い出の本棚にトンカチ、
ノコギリを入れ分解しながら、浸水した本を廃棄していきました。
★写真と、想い出の文集(パンフレット)
本棚と同じように、Kさんとご家族で、
『コレは何とかして再利用できないか?』
とKさんが言い、
『いやー、やっぱり無理じゃろ。片付けも進まんし、
必要なものはもう一回買おう。捨てよう』
とご家族がそれに答える会話が続きます。
しかし、やはりご家族も『想い出の写真』にだけは、
『 コレは買い直しは出来ないから、残そうか』
と、Kさんの意思を尊重しておられました。
昔から写真嫌いのKさん。
写真そのものの量は多くなかったのですが、
ご自身の結婚式の写真、子供さんや、お孫さんの写真。
今は天国にいってしまったペットの写真など、
色々な思い出が水浸しの本棚の中から出てきます。
コレらは浸水していなかった2階の部屋と、
ベランダに逃がして、 乾くように広げてありました。
そして、思い出の文集。僕らは通称『パンフレット』と読んでいるものがあります。
Kさんにとっても、川手にとっても、特別な想いのある文章についてですが、
川手の高校時代を知らない人にとっては、
ちょっと話がそれるので別記事でご紹介することにします→準備中
★やったぞ!!断水解除!!
7月15日の夕方、『小屋浦の避難所で水道が出ているらしい』 という情報を聞き、
Kさんの風呂場の蛇口をひねると、、、、 やった!!!水が出た!!
7月6日以来約9日ぶりの上水道の水でした。
ただ、この日の日中には、
『下水の修理が出来ていないので、 まだ水は流さないで欲しい』
という町内放送があったので、 お風呂やトイレの復旧作業は後日にすることにしました。
詰まったままのお風呂ですが、水が出るというだけで、
ホッとした声が皆から出ました。
★ゴミとタタミを外に出す
まだまだ自宅前はベチャベチャの土砂が残っている
(というか、 被災直後とほとんど変わっていない)わけですが、
『被災者同士でトラブル発生寸前!』
http://ok-farm.hateblo.jp/entry/koyaura2
でご紹介したように、
少しずつ重機が近付いてきています。
本当は重機が土砂を撤去してから家の中のものを出したいのですが、
まだもう少し時間がかかりそうな土砂。
というわけで、
近所の人の通り道の邪魔にならない場所に、
家の中で選別した結果の想い出たち、、、ゴミを出します。
そして、タタミはベチャベチャの土砂の上に置くと、 なかなかいい通路になります。
他の家の人も、タタミを自宅前に並べて、
少しずつ、少しずつ、歩きやすい道が出来てきました。
家の中も、少しずつモノが減ってきました。
まだ、大物家電や、ピアノなどが出せません。
外には何とか出せても、ベチャ土砂ばかりなのて、 置く場所がないのです。
大物家電は、重機が土砂を撤去した後になりそうです、、、。
以下は帰り道に撮った写真です。
少し高い場所から見た写真。
アスファルトが全く見えない、
異常な風景。
鼻をつく臭いとは
付き合いが長くなりそう。
JR呉線が完全に止まっているため、
国道近くの駐車場から、線路を渡る人が多数。
本当はいけないのは分かっているけど、
ベチャベチャの土砂の中を500m-800m歩くのは無謀である。
線路の上を、川手自身も歩いて、移動している。
自衛隊の方達は、小屋浦2丁目と3丁目の間にある川の手入れをされたり、
川が再びあふれないように、川底の砂を運び出したりされている
小屋浦3丁目にある公園。
川手もKさんのお孫さんとサッカーをしたことがあるが、
今はゴミ置場となっている。
子供さんがここで遊べる日はいつになるのだろうか?
少し寂しくなったが、今はそんな事よりも復旧作業が優先である。
数日前まで水とベチャ土砂でグチャグチャだった小屋浦3丁目の入り口。
重機のおかげで、入り口付近はかなり歩ける状態になってきた。
引き続き、ちょこちょこ小屋浦3丁目にお手伝いにいくつもりです。
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OKファーム 川手晋治
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本業は、東広島市豊栄町で、農家をやっています。
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